診察ご案内



動脈瘤


 動脈瘤治療はクリップを使った動脈瘤茎部のクリッピングと血管内治療によるコイル塞栓術があります。直達手術、血管内治療それぞれのメリットとデメリットを考慮し治療法を決めます。未破裂動脈瘤の予防的治療を考える場合、動脈瘤の大きさも大切ですが動脈瘤がどの血管に生じているかにより、治療適応を決めています。6mm以下の動脈瘤は破裂しにくいといわれていますが経験上、前交通動脈瘤、内頚動脈先端部動脈瘤、内頚動脈―前脈絡叢分枝部動脈瘤、脳底動脈―上小脳動脈分枝部動脈瘤、前大脳動脈遠位部動脈瘤などは5mm以下の小さいものでも破裂しやすいと思います。クリッピング、コイリングのどちらも不可能な場合バイパス術を併用して動脈瘤の前後で血管を閉じてしまう治療法を選択する場合もあります。
実際の症例


ふらつきで発症した上記血栓化動脈瘤に対しバイパス術と椎骨動脈近位部閉塞を施行し症状の軽快が見られました。