9:00〜12:00(受付:11:30まで)
休診日(土・日・祝)
◆主治医指示のもと行います。
◆リハビリ実施には毎回医師の診察が必要です。
理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。
当院は地域密着型の急性期病院であり、発症・入院直後から医師の指示のもと早期より理学療法を実施しています。
機能障害の治療と予防や基本的動作獲得のため、早期ではベッドサイドにて行い、状態の安定に応じリハビリテーション室での運動療法・基本的動作練習を実施します。
早期回復・退院を目指し、患者様ひとりひとりに満足していただける理学療法をご提供出来るよう努めています。
【主な対象疾患】
作業療法とは、病気や怪我により日常生活に支障をきたしている方に対し、作業活動を用いて機能回復や日常生活(社会生活)復帰を支援するリハビリテーションの一分野です。
治療に用いる作業は、食事や着替えといった日常動作を主に、家事や仕事・趣味など、私たちの生活に関わるさまざまな活動を指します。患者様の心身機能やニーズに合わせて、適切な作業を選択し、訓練を行います。
作業療法では以下の方法を用います。
【主な対象疾患】
脳血管障害や頭部外傷や難病等によりおこる失語症・構音障害に対して評価・訓練を行います。その他には高次脳機能障害(検査・評価)摂食嚥下障害に対して評価訓練を行います。
脳の言語野(Broca野、Wernicke野)が損傷を受けることにより、”話す、聞く、読む、書く”ことが難しくなる症状をいいます。難聴の為に聴こえない、麻痺があるためにうまく話せない、などは失語症とはいいません。 失語症の方には絵や文字などを利用して”話す、聞く、読む、書く”能力をよくしていく訓練を行います。
脳血管障害や頭部外傷等により、手・足と同様に舌や声帯などが運動麻痺した場合に、うまく話せない(呂律が回らない)症状をいいます。麻痺した機能を回復し、言葉を話しやすくする訓練を行います。
高次脳機能(注意、記憶、判断、行為、認識等)の障害のため、集中力が続かない、新しいことを覚えにくい、作業の段取りが悪くなる、見えているはずなのに左(または右)のものを見落とす、等の症状がでる場合があります。
食べる機能の低下により、食べたり、飲み込んだりが困難な状態をいいます。経時的評価をはじめ、食べる機能を改善させる訓練(間接訓練・直接訓練)や、主治医によるビデオ嚥下造影検査に同席し検査結果を評価することがあります。
【主な対象疾患】
2012年に新築された、明るく広々としたリハビリテーション室で業務にあたっています。全診療科がリハビリテーションの対象であり、様々な患者様を日々治療しています。また、各病棟のカンファレンスに参加し、 他職種と連携しながら患者様の早期回復・早期退院を目指し業務に取り組んでいます。
リハビリテーション科職員にて勉強会を行っており、資格取得へのサポートも充実しております。
関西には、セコム医療システム株式会社と提携している病院が3つあります。ベリタス病院・友愛会病院・神戸海星病院です。
関西3病院のリハビリテーション科スタッフによる研修を行いましたのでご報告いたします。